カレントディレクトリ、オーディオ用パワーアンプCD-PA100を2023年モデルにアップデート
2023/9/14
合同会社カレントディレクトリ(所在地:東京都渋谷区、代表社員:伊藤祐輔)は、オーディオ用パワーアンプCD-PA100の内容をアップデートしました。
また、すでに本機をお持ちの方向けに、製品の有償アップグレードを行います。
CD-PA100 (2023年モデル) はトランジスタを使用したAB級・ダイレクトカップリング(DC)方式のオーディオ用パワーアンプです。
カレントディレクトリ初のオーディオ製品として2020年12月の発売以来、組み合わせる機器を選ばない癖のない音色や、低ノイズ・高駆動力の面で、大変ご好評を頂いております。
本機の発売後も、使用部品や配線材・および基板パターンの見直しを行い、ヒアリングテストを重ねて音質向上を図ってきました。
これまでの特徴はそのままに、細部をブラッシュアップさせ、音場表現・駆動力・レンジ感がさらに向上しました。
アップデート後の製品においては、前後左右に広がる音場、より正確な音像定位や低域および高域での表現力の向上を体感頂けます。
すでに本機をお持ちの方向けに、本アップデート内容を反映する「製品の有償アップグレード」を行います。ブラッシュアップされた音で末永く本製品をお使い頂けます。
費用は 13,200円 (税込・送料別途) となります。お手持ちの機器をお送り頂き、当社にて部品交換・アップグレードを行います。
2023/9/1以降出荷の製品は既にアップデート済みとなります。
電源の駆動力を大容量のコンデンサーだけに頼らずに、過渡応答特性に強い電源回路を左右独立に置くことで、周波数によらず電源のインピーダンスは常に一定。特定の帯域において音の遅れがないため、躍動感のある聴き心地のよい音を実現しています。
また、最大出力が20W/chながらも駆動力が大幅に向上しています。
左右独立(モノラルx2)構成とし、チャンネルセパレーションを向上させました。大電流部分はプリント基板のパターンを使用せずに太い線材を使用し、接点抵抗の大きいコネクタの使用も最小限としています。
アンプ部はトランジスタのみを使用したAB級・ダイレクトカップリング(DCアンプ)方式・上下対称の回路です。
電源には低ノイズで負荷変動に強いRコアトランスを使用しています。左右chのアンプ部・電源部は物理的・電気的に独立しており、負荷変動でのグラウンド電位が変化しにくくなっています。
シャーシからアンプ基板まですべてのグラウンド配線を最適化することにより、パワーアンプ全体として低ノイズを実現しています。
純A級動作範囲を1W@8Ωとし、低消費電力と低歪み率をバランスしました。アンプの利得を低めの16.6dB(6.74倍)としており、プリアンプ等の入力機器側からの音声信号伝送時にS/N比を向上させることができます。
これは現代の機器(2.0Vrmsの出力レベル)との組み合わせおよび一般的な部屋での視聴に必要十分な仕様です。
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